Japanische Klassiker mit Furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lesen Sie 現代訳論語 (げんだいやくろんご) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.327 Zeichen · 256 Bildschirme
一〇(一〇二)
一一(一〇三)
一二(一〇四)
しかしこれからは、もうそうは信じていられない。いうことと行うこととが一致しているかどうか、それをはっきりつきとめないと、安心が出来なくなって来た。お前のような人間もいるのだから。」
○ 宰予==宰我(さいが)。
一〇(一〇二)
先師が、いわれた。――
「私はまだ剛者というほどの人物に会ったことがない。」
するとある人がいった。――
「申という人物がいるではありませんか。」
先師は、いわれた。――
「は慾が深い。あんなに慾が深くては剛者にはなれないね。」
○ 申※(「木+長」、第4水準2-14-94)==孔子の門人で魯の人だといわれているが、たしかでない。
○ 孔子が剛者といつたのは、道に精進してひるまない人を意味したのである。
一一(一〇三)
子貢がいった。――
「私は、自分が人からされたくないことは、自分もまた人に対してしたくないと思つています。」
すると先師がいわれた。――
「賜よ、それはまだまだお前に出来ることではない。」
一二(一〇四)
子貢がいった。――
「先生のご思想、ご人格の華というべき詩書礼楽のお話や、日常生活の実践に関するお話は、いつでもうかがえるが、その根本をなす人間の本質とか、宇宙の原理とかいう哲学的なお話は、容易にはうかがえない。