Japanische Klassiker mit Furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lesen Sie 現代訳論語 (げんだいやくろんご) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.327 Zeichen · 256 Bildschirme
二四(六四)
その音はただ一つである。ただ一つではあるが、その中には金音もあり、石音もあり、それぞれに独自の音色を保って、決しておたがいに殺しあうことがない。如として独自を守りつつ、しかもただ一つの音の流れに没入するのだ。こうして時がたつにつれ、高低、強弱、緩急、さまざまの変化を見せるのであるが、その間、厘毫のすきもなく、繹如としてつづいて行く。そこに時間的な一如の世界があり、永遠と一瞬との一致が見出される。まことの音楽というものは、こうして始まり、こうして終るものだ。」
○ 本節の原文は、翕如(きゆうじよ)、純如(じゆんじよ)、※(「激」の「さんずい」に代えて「白」、第3水準1-88-68)如(きようじよ)、繹如(えきじよ)、といつたような形容詞をならべたに過ぎない、極めて簡潔なものだが、それを直訳的に邦語にうつしても意味が通らないので、思いきつて言葉を補足することにし、拙著「論語物語」中の「楽長と孔子の眼」に書いたのをほとんどそのまま引用した。
二四(六四)
儀の関守が先師に面会を求めていった。――
「有徳のお方がこの関所をお通りになる時に、私がお目にかかれなかったためしは、これまでまだ一度もございません。