Japanische Klassiker mit Furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lesen Sie 現代訳論語 (げんだいやくろんご) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.327 Zeichen · 256 Bildschirme
三(九五)
四(九六)
すぐれた人であつた。
三(九五)
先師が人物評をやつておられると、子貢がたずねた。――
「私はいかがでございましょう。」
先師がこたえられた。――
「お前は見事な器だね。」
子貢がかさねてたずねた。――
「どんな器でございましょう。」
先師がこたえられた。――
「瑚連だ。」
○ 器==二八章參照。
○ 瑚連==宗廟の祭典に用いた最も貴重な食器で、玉をちりばめたものである。
○ 孔子は子貢を役に立つ人間とは認めていた。そしてその才華を瑚連にさえたとえた。しかし、「器」という言葉を孔子がふだんどんな意味につかつていたかを子貢が知つていたとすれば。恐らく冷汗三斗の思いがしたであろう。
四(九六)
ある人がいった。――
「雍は仁者ではありますが、惜しいことに口下手で、人を説きふせる力がありません。」
すると先師がいわれた。
「口下手など、どうでもいいことではないかね。人に接して口先だけうまいことをいう人は、たいていおしまいには、あいそをつかされるものだよ。私は雍が仁者であるかどうかは知らないが、とにかく、口下手は問題ではないね。」
○ 雍==孔子の門人。姓は冉(ぜん)、字は仲弓(ちゆうきゆう)、魯の人。