Japanische Klassiker mit Furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lesen Sie 現代訳論語 (げんだいやくろんご) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.327 Zeichen · 256 Bildschirme
七(二一二)
八(二一三)
決してそんなことはない。」
先師のこの言葉に関連したことで、門人の牢も、こんなことをいった。――
「先生は、自分は世に用いられなかったために、諸芸に習熟した、といわれたことがある。」
○ 大宰==官名であるが、どんな官であるか明らかでない。呉の官吏だろうという説がある。
○ 牢==孔子の門人。姓は琴(きん)、字は子開(しかい)、又は子張(しちよう)。
七(二一二)
先師がいわれた。
「私が何を知っていよう。何も知ってはいないのだ。だが、もし、田舎の無知な人が私に物をたずねることがあるとして、それが本気で誠実でさえあれば、私は、物事の両端をたたいて徹底的に教えてやりたいと思う。」
○ 両端==首尾、本末、上下、大小、軽重、精粗、等々を意味するが、要するに委曲をつくし、懇切丁寧に教えるということを形容して「両端をたたく」といつたのである。
八(二一三)
先師がいわれた。――
「鳳鳥も飛んで来なくなった。河からは図も出なくなった。これでは私も生きている力がない。」
○ 鳳鳥==鳳凰。麒麟・亀・竜と共に四霊と称せられ、それらが現われるのは聖王出現の瑞祥だと信ぜられていた。