Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
それは前にもちょっと申しましたが、そこに大変結構な霊場があって三体の仏を祀ってあるという。すなわち一体は文珠菩薩、次は観世音菩薩、次は金剛手菩薩である。
これはセイロンから昔伝わったものだとの伝説ですが、ちょうど私が着きます半年程前に大火事があって、三体の中二体焼けて文珠菩薩だけが残ったという。私はそこへ詣りに行きたいのですけれども、そこへ行きますと例の関所がありますので、関所の役人などに逢うたり、あるいは山都の中にはどうせ猜疑心の深い商人も居るであろう。毛を吹いて疵を求めるも要らぬ事だと思ってそこには行かないことにしました。ところが私の同伴の人達はそこへ参詣する、私は留守番ということになりましたから、その人達が参詣して来る二日程の間は坐禅ばかりやって居りました。その人達が帰りましてからだんだん西の方へ進行してラクガル湖の西の端に出で、それよりラクガル湖に沿うて東北に進んで行ったです。その辺からラクガル湖の西の方を見ますと三つの島があって其島がちょうど五徳の足のような形になって居る。よってその三島を名づけて五徳島といっておいたです。それから幾日か経て八月十七日にギャア・ニマという市場に着きました。