Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
汚穢の習慣の修練
いわゆる臨済の三乗十二分教もその真を知らざれば故紙に等しというような考えはチベット人には全く無い。解っても解らいでも仏法に対してはただこれを尊崇するというのがこの辺の人の習慣であります。その仏堂に私は住み込むことになりました。その仏堂の向いにまた小さな離れ家があって博士はそこに住んで居ります。で博士と私との御膳を拵えるために一人の下僕を置きました。その村長の名はニェルバ・タルボと言って誠に温順な人で、その妻君は疾に逝れて二人の娘があるです。その頃姉は二十二、三で妹は十七、八、この二人の娘は日々男衆や女衆を使って牧畜あるいは農業をやって居る。その働きはなかなか感心なものです。さてこの村人の楽しみは何かというとやはり夜分歌を謡い踊を踊る位のもので、その外には折々摩尼講まあ日本で言えば念仏講とか観音講とかいうようなものでありまして、その摩尼講にラマ摩尼が出て昔の高僧とか仏法守護の大王の伝記などを詳しく説き聞かせるですが、それを聞きに行くのが無上の楽しみであるらしい。
汚穢の習慣の修練 チベット人のごとくこの辺の人たちは非常に不潔であるいはラサ府の人間よりもこの辺の人間の方がなお汚穢です。