Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
帰国証書
というて、直にトモ・リンチェンガン宛の書面を認めてくれたです。前にもちょっと説明して置きましたがここでかの第四の関門即ちトモ・リンチェンガンで貰う二通の書面について説明して置きます。二通の内シナ文字で書いた一通は第三の関門即ちピンビタンに持って参ります証明書で、これはピンビタンの将校に渡してしまうのです。他の一通のチベット文字で書いたのは
帰国証書 で私がインドで用事を済ましてチベットへ帰って行く時分に、第五の関門――帰る時には第五ではない第一の関門ですが――のチーキャブにこの帰国証を見せて、新たに旅行券を貰う手続きをする証拠物でございます。ところが私は出て来た切で帰りませぬからこの帰国証書が私の手に記念として残って居るのでございます。お話は戻りますが、チーキャブから書面を得るということは容易ならぬ事です。この人が一番賄賂を貪るという評判が高いのです。
「(ニャートンの守関長がセラの慧海とその僕と二人にカリンポンまで往くことを得るの証明書を与う 壬寅五月八日 書記印)」のキャプション付きの図
(ニャートンの守関長がセラの慧海とその僕と二人にカリンポンまで往くことを得るの証明書を与う 壬寅五月八日 書記印)