Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
出発の苦心
そういう場合には本当の道筋から行かずに外の道筋から行かぬばなるまい」と暗に問い掛けると「従来はそんな事もなかったがしばしば外国人が入り込もうとするのでこの頃は間道にも五名ずつの兵士を置いてある。だからそういう道を通って行くと兵士がぐずぐずいって荷物に対しやはり幾分か金を取ったり何かするから、大切な品物、珊瑚珠とかあるいは西洋小間物を持って西北原に出掛ける時分には外の所から行かなければいけません」という。
「どんな道から行くのか。」「道はありませんけれどもこの西の山の隅へ指して行ってあの雪の山を踰えて降って行くと川がある。その川はどういう所を渡ってどういう山の方向に進んで行けば人なき所を渡って行かれる」という詳しい話をしてくれるです。私は一々其言を書き取って置きまして外の人が来た時分にその話を材料にして尋ねると、そこにはこういう危い所があるとかあるいは注意しないと雪豹のために喰い殺されてしまうというような話を聞いた。
出発の苦心 そういう具合にして間道の研究をしたがさてこの村から突如飛び出して道のない山の方へ行くことの出来ない事情があります。長くツァーランに住んで居ったものですから私が出掛けるについてはどの方面に出掛けるかということを非常に懸念するです。