Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
女子の遊び
でその岩の上で焦って居る。今記憶に浮かんで来たのはこれ位ですから男の子の遊びはこれだけにして
女子の遊び はどうかというに、これも他の国と同じく男の子に比べるとやはり優しいです。日本の雛事というような物祭の遊び、それからまたアゼ・ハアーモの歌を謡い、あるいはラママニといって仏のした行いあるいは昔の高僧の歴史または大王が行うた事蹟についていろいろの説明の絵が描いてある。その絵をば、哀れな声、面白い声、活発な声、いろいろの声で説明する調子が歌のように聞える。一人の女の子が壁の際に立って歌を謡う調子で説明の真似をすると、外の女の子は謹聴しながらその音頭取りの声に和して、チベット風に念仏を唱えるです。それがいかにも可愛らしく見える。
このラママニというのはチベットにはなかなか沢山居りますがラサ府には冬分は余り居らない。というのは冬分は皆地方へ出稼ぎに行くからです。ちょうど五月頃になりますと地方の方は農業あるいは牧畜の事が忙しくなって、ラママニは地方に居ったところが銭儲けが出来ないからそこでラサ府に集まって来る。その時分がちょうどラサの野辺に小さな赤トンボの飛び交う時節で、その赤トンボが青い草の間を飛ぶようになるとラママニが出て来るものですから、その赤トンボを称してラママニというて居るです。