Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
第五十七回 二ヵ月間の読経
河中の温泉
私は泥棒に逢って金が失くなったけれども、その後いろいろの人から金を恵まれ、それからお経を読んで布施をもろうても其金を使うということはそんなにない。喰物は人からくれるという訳で大分金が出来ました。
第五十七回 二ヵ月間の読経
河中の温泉 一月十二日朝五時出立、荷持ちに荷物を持たして東南の山間の溪流に沿うて登りました。その辺は一体に雪が氷になってどうかすると辷り込みそうで余程注意しないと危ない。五里半ばかり進むとチョェ・テンという村へ着いた。その村に温泉があって現に入浴の出来るのが三ヵ所ばかりある。どういう効験があるか詳しいことは解りませんが、僂麻質斯には余程いいようです。で、川の中には幾所にも温泉が湧き出て川水と共に湯気を放って流れて居る。そこで昼飯を済まし、同じ流水に沿うて東に上ること三里半余にして川辺の柳林の間にある美しい小さな寺に着きました。
其寺をマニ・ハーカンと言う。マニとは心のごとくなるという意味で、心のごとくなるところの真言を書いた紙を沢山に集め、其紙を円く長い筒のようにしてその外部を銅板で綺麗に被いなお金銀で飾りを付け、そうしてその中心には鉄の心棒があって、くるくる右へ廻すようになって居ります。