Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
チベット第二の府
チベット第二の法王
タシは栄光、ルフンプーは塊、その意味はすなわち須弥山の形をしているので開山のゲンズン・ツブという人がこう名を命けられたんです。その寺には三千三百人の僧侶が居る。もっともチベットで一番大きな寺というのじゃない。第二流の寺ではありますけれどもその資格は法王の寺と同等に位して居るのです。その寺の向うにシカチェという市街が見えて居る。その市街は三千四、五百戸もあろうかと思えるですが、住民は僧侶と共に三万余りだそうです。これは決して当てにはならない。チベット人は統計を作ることを知らないのですからおおよその事をいって居るのです。私はその大きな寺の中に入って参りまして西北原から出て来たというて西北原の信者やラマの泊るべきピーツク・カムツァンという僧舎を尋ねました。それは暫くこの大寺に逗留して博士、学者、徳者に逢い仏教上の教えを受けようという考えで泊り込んだのです。この寺の今の主人は
チベット第二の法王 というてもよい。政治上の権力は少しもありませんけれどもシナ皇帝から与えられて居る位階の上からいうと法王より上に在るんです。もっとも法王がお隠れになって再び生れ返って来て法王の位に就き政権を執るまでは、時としてはこの第二の法王が政権を執られることもあるんです。