Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
第五十二回 第三の都会を過ぐ
習慣を墨守す
の傍に泊りました(この日の行路八里)。その翌日また山の中を行くこと二里ばかりにしてマヌユイ・ツォという池の西岸に在るラールンという村に着きましたが、この池は周囲五里ばかりでよほど深いように見えました。このラールン村に着くまでは少しも田畑がなかったが、此村からして小麦の作られる畑があってあちこちに村舎も大分見えます。
第五十二回 第三の都会を過ぐ
習慣を墨守す その時分はもう冬季ですから麦などはどういう風に出来て居るのか見ることが出来なかったが、聞くところによるとこの辺の麦作は一斗の種で四斗ぐらいの収穫を普通とし、もし六斗も取れれば非常の豊作だといって喜ぶそうです。またラサ府の近所では一斗の種でよい年には八斗あるいは一石ぐらい取れることもあるがまあ六斗くらいでもよいとして居るそうです。これで見ても耕作法のいかに進んで居らぬかが分る。で、その畑を見ると一層驚かざるを得ない。その畑の中にはごろごろと石の多いことまるで石を植えた石畑のようなものです。これは決して悪口でない。どこへ行ってもその通り。
だから私はある時チベット人に忠告してこの石を取り除けてはどうかといいますとそんな事は昔から習慣がないからやらんという話。