Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
第六十七回 セラ大学生となる
壮士坊主の警護僧
それはなかなか面白い。もっとも厳粛な式を行って居るところに行けば、いずれも真面目な顔をして真面目にお経を読み、いかにも真実ありがたく見えて居るですけれど、普通の壮士坊主共が寄り集って居るところに行くと、男色の汚い話、戦争の話、泥棒の話がおもであって、果ては俗間の喧嘩の話から中には真実喧嘩をおっ始めて、ぶん擲り合いをするというような始末です。なかなか騒々しい事は容易でない。
第六十七回 セラ大学生となる
壮士坊主の警護僧 こういう壮士の状態ですから、それを整理するためには警護の僧があって善いも悪いもない、喧嘩両成敗で両方をぶん擲ぐる。何かぐずぐず言って居ればじきにぶん擲ぐる。ですからその警護僧を見ますと互いに警戒して、「おい来たぞ」と袖を引き合い、眼と眼で知らすという訳。それでもどうかすると知らずに居る時にふいと出て来られて、ひどい権幕で頭と言わず身体と言わずぶん擲ぐられるもんですから、中には頭を割り血を吐く奴もあれば、甚しきは殺される奴も折々はあるです。殺されたところが別にしてみようもない。また殺した人間が法律に問われることもなけりゃあ何にもない。で、その死骸は鳥に喰わしてしまうです。