Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
徴税以外の職務
その燈明の数はラサ府の釈迦堂に上がって居るだけでも二万五千に下らぬと思います。なお何か事のある時分には一万あるいは十万の燈明を上げることがある。それらはみな高価のバタで上げますので、チベットでは菜種油で燈明を上げるということはほとんどないです。
燈明に菜種油を用いるのは罪悪のように――罪悪とまでは思わんでも仏を汚すという考えを持って居る。だからラマが「死際に供養してくれる時分には決して菜種油を用いてくれるな」と遺言して死ぬ者も沢山ある。ラサの釈迦牟尼如来の前には、純金の大なる燈明台が二十四、五も列んであります。その他幾万の燈明台の中には一斗位入るのもありますが、その油は多く大蔵省から供給されるのです。もちろん信者から上がったのもありますけれども……。
徴税以外の職務 チベットの大蔵省はただ租税を取扱うばかりでない。寄付金または喜捨の金品も取扱うです。釈迦堂へ何を上げて来ても、あるいは大法会の時分に、僧侶に対して信者から「ゲ」を与えるにも、いったん大蔵省に納めて後大蔵大臣の命令によって皆に分つのです。
次は法王の宮室費です。これは無制限で何程でも入用だけ支出しなければならん。