Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
第七十三回 下等の修学僧侶
憫れなる生活
バタの中に砂糖と乾葡萄を入れ、そうしてそれを混ぜて茶碗に一ぱい喰うのです。その後で卵饂飩あるいは麦焦しをたべることもある。
夜分は小麦団子を雑煮のように拵えてたべる。チベットでは粥と言うて居るが、その中には肉も入って居れば大根も乾酪も、もちろんバタも入って居るです。しかし朝必ずしも麦焦しを喰うと限りません。お客さんがあった時分にはそれがあちこちになっていろいろ変ることもございますが、まずこういうのが上等社会の常食である。上等の僧侶は一日として肉がなくては決して喰うことが出来ない。どうかして斎戒を保って肉食をやめるような事があるとやかましい事で、痩せたとか死にそうになったとか言うてわいわい騒ぐです。実に哀れなもんです。
第七十三回 下等の修学僧侶
憫れなる生活 さて上等僧侶の住所は第一等あるいは第二等の住所をその所属の寺からもらって居るばかりでなく、また自分で別荘を拵えたりあるいは自分で寺を持ってる者もある。ですから上等の僧侶は実に結構なもので、そういう活計をする金はどこから来るかと言えば、先に申しました財産から供給されて居ますので、上等僧侶の家には大抵五名以上七、八十名までの召使がある。