Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
ヒマラヤ山中の霊跡
ところで私の執るべき方針は今直ちに西北原へ進んだところが到底行けるものでない、といって後へ帰ることはむろん出来ない。なんとか方法を運らさねばならぬと考えて居ります中に、この間から私の所へ度々遊びに来る慧幢博士はただに仏教上の学問あるばかりでなく文学上の学問もありますから、博士と相談の上私は博士にシナ仏教の説明をし博士は私にチベット仏教及び文学を教えるという約束で、博士の住んで居るロー、ツァーラン指して参ることにしました。その途中のチュミク・ギャーツァ(百の泉という意味)すなわちサンスクリット語にいわゆるムクテナートと言って居る霊跡に参詣致しました。
ヒマラヤ山中の霊跡 ムクテナートというのは首の蔵め所という意味、すなわちマハーデーバの首を蔵めた所であるといって今インド教では名高い霊跡としインド教徒も仏教徒も共に霊跡として尊崇して居ります。百の泉というのは申すまでもなく百の泉から百条の水が流れ出るというところからそういう名を付けたので、なおその百泉という所にはサーラ・メーバル(土に火が燃る)、チュラ・メーバル(水に火が燃る)、ドーラ・メーバル(石に火が燃る)という名所があってなかなか名高い。