Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
付けると、大いに怒って修験者それ自身が狂気のごとく用意の防霰弾を手掴みに取って虚空に打ち付け投げ付けて霰と戦うです。
それでもいかないと今度は自分の着て居る着物を引っ裂いてしまって、その引っ裂いた着物を空に打ち投げるというまるで瘋癲のごとき有様で霰を喰い止めることに従事して居る。幸いにしてその霰がどこかほかの方へ指して行ってしまい、そこではそんなにひどく降らぬということになるとその修験者は大いにその戦勝を得たことを誇り、また民人も大いに賀する訳でありますが、もし不幸にして霰が沢山降って収穫を害する時分には修験者は被害の多少に従って、かねて法律にきめられて居る刑罰を受けなければならん次第である。その代りにこの修験者がうまくやってもやらいでも、その年霰が降らなかったかあるいは降りかかってもうまく留めたというような時分には充分の収入がございますので、それは毎年きまった税品を取るんです。チベットにおいてはこれを名づけて防霰税という。実に不可思議なる税品もあるものです。
第六十一回 修験者の罰法
防霰税 という不可思議な税品はほぼ一反について麦二升程ずつ修験者に納めなければならん。