Clásicos japoneses con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lee チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 531.520 caracteres · 1042 pantallas
死骸を収めた箱は堂の中に据えて大抵三月位はそこに置いて、生きた人に対して供養をするがごとき礼式を行い、そしてその弟子達は少しも間を欠かさずに三人あるいは四人位ずつで日夜お経を読んで居るです。その棺の前にはチベット風の純金の燈明台へバタの燈明、ならびに花のある時分には花、それからまた銀の七つの水器には阿伽と称うる清水、その他沢山な供養物も供えてある。それへ詣る者は皆カタ一つと幾分の銭を添えて上げる。で三月あるいは百ヵ日経つとその死体の水分は塩に吸い取られてその死体は全くからからになってしまう。この塩は日本の塩と違って余程曹達の類も含んで居る。
外に何の成分が入って居るか、私は化学上の取調べをしないから分りませんけれども、確かに曹達が入って居る。で、その中から死体を出しますと、もはやかちかちになって全く木で拵えたもののようになって居り、腹などもすっかり引っ込み眼も凹ちてしまって水気は少しもありません。そこでその死体を出して、よい泥と白檀の木を粉にした物とを一緒に捏ねてその痩せこけた死体に塗るのですが、それには何かチベットの外の薬も混って居るです。それですっかり旧の通りにまず顔を拵え、それから身体も拵えて全くの立派な木造のようにしてから金箔を置きますので、ちゃんと出来上りますとそれを像とし、そうしてその堂の