후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
断事観三昧
まず間道でもあるであろうかというような所がちょっと見えて居る、どうもその方向へ指して行きたいような心持もした。ともかくどうにか極りを付けなければならんと言ってその荷物を卸してそれからまあそこへゆっくり坐り込んだ、というのは私は例の理論上で極められぬ事があるといつも断事観三昧に入って事をきめるのであります。その例の手段を執ろうと思ってそこへ廓然無聖と坐り込んだ訳です。そもそもこの
断事観三昧 ということはおよそ事柄が道理で極められる事はその道理によりて善悪の判断を定めると言うことはむつかしくない。ところが理論上において少しもきめられぬ事で将来に対してはどういう事が起って来るか、未定の問題については何か一つきめて置かなければならぬ事がある。それは私は仏陀の坐禅を示された法則に従ってまず無我の観に入るのであります。その無我の観中発見された観念のある点に傾くのをもって執るべき方法をいずれにか決定するのでござります。そこで仮にこれを断事観三昧という名をつけたのでござります。すなわちその方法によって向う所を決しようと思ってそこに坐り込んで坐禅を組んで我を忘れて居ったのですが、その時はどの位多くの時間を費やしたかも自分ながら分らなかったのでござります。