후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百三十七回 いよいよ五重の関門を通過す
従者の後戻り
その容子といったら見るからが嫌な風采で、私が法王の秘密用を帯びて居るといい出すとたちまちひしげて見悪いほどお辞儀ばかりして居りましたが、それ俺の手際を見ろといわぬばかりの語気を示して居った。その豹変の甚だしいには私も呆れたです。この時私はどこの国でも下の者に対してむやみに威張る奴は必ず上に対して諂う奴、上に対して非常に諂って居る奴はきっと下に対して威張る奴で、実に憎むべき侫人であるとはかねて信じて居りましたが、この時において一層深い感じを持ちました。
第百三十七回 いよいよ五重の関門を通過す
従者の後戻り その第五の関門の総管から貰った書面を下僕に渡し「トモ・リンチェンガンでは此書を持って行けば書面をくれるだろうが、ピンビタンではかれこれ言うだろう。そうしたら将校の奥さんの所に行って頼め。きっと渡すように計らってくれるに違いないから」と内々吩付けました。ところが下僕は吃驚して「どうしてこんなに早くくれたのでしょう。夢のような訳ですな。しかしあなたも一緒にお越しにならんでトモの方でも承知致しますまい」という。
「いやそれは私も気遣ったからチーキャブに尋ねたところが、委細この書面に書いてあるから、トモの関長が必ずピンビタンへ送る書面を書いてくれるに違いない。