후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第五十六回 異域の元旦
また強盗に遇う
ほとんど一里ばかり手前になったところで原の中から突然私を呼び止める者がありました。
第五十六回 異域の元旦
また強盗に遇う 何か知らんと思って眺めて見ますと、二人の偉大な男が現われて来たです。両人共前にチベット流の刀を横たえてこちらに進んで来ました。近づくに従って何か用でもあるのかと言って尋ねますと、一人の若い男は「何を言やあがる」と言っていきなり下にある大きな石をもって私に打ち付けようという勢い。それから私はじっと眺めて居りますと「逃げて見ろ、逃げるとこれで打ち殺してやるから」と威し付けたです。「ははあ、こりゃ例の強盗であるらしい」と思いましたから、私は道端の石に腰をかけた。
すると両人ともずかずかと私の前に来て私の持って居る杖を強奪ってしまったです。で、「何を持って居るかさっそく言え、一体手前はどこから来たのか」と言う。「私は巡礼者で雪峰チーセの方を廻って来た者である」と言いましたところが、「金があるだろう」と言うです。「金は少しはあるけれど、沢山な金は西北原で泥棒に取られてしまったから今ここには余計はない。」「そのうしろに背負って居るのは何か。