후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
僧侶籠絡の手段
大いに機密費を使うのみならずまたロシアの都から西洋小間物類を沢山に持って来ましたが、それらの中には時計とかあるいは小銃、いろいろな珍しい物があるので、それをただ法王に上げるだけではない。当時最も勢力のあるシャーターという若い宰相にも余程うまく取り入ったです。
その金はどれだけ使ったか秘密で分りませんけれども、まず外の大臣達へ沢山与えた事からみますとシャーターに対しては余程与えたに違いない。なぜならばその後シャーターとそのツァンニー・ケンボとの関係は、兄弟よりもなお親密になったからです。それのみならず法王はツァンニー・ケンボの言う事なればどういう事でも肯くという程に惚れ込んでしまった。そこでまず上の方の勢力をツァンニー・ケンボそれ自身に集むることが充分に出来た。
僧侶籠絡の手段 その上チベットでは最も勢力のあるのは坊主社会であるから、この僧侶を手に入れなくちゃあならん。その僧侶を手に入れるというたところでいちいち自分のよい所を吹聴する訳にもいかず、どうする訳にもいかない。そこで例の「ゲ」といって布施金を各大寺の僧侶に対して施した。それが一度ならず二度ならず何遍もやったです。