후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第四十八回 途中の苦心
途に無頼漢に遇う
いわゆる北原地のターサム(駅場)の一つでありますからちょっと市街のようなもので商人も大分集まって居るです。何しろ随分大きな寺で中には珍しい〔宝〕物も沢山ある。
第四十八回 途中の苦心
途に無頼漢に遇う その翌日はそこに逗留して堂内にある宝物や像などを拝観した。この地はちょうど私が前に一年ばかり住んで居ったヒマラヤ山のロー州のツァーランという所から二十五里真北に隔って居る所である。で、ここへはツァーラン地方の人もその近所の人も沢山商いに来て居るです。けれどもそういうことは私はよく知らなかった。宝物を拝観して後に寺のぐるりを散歩しながら自分の居る家に帰って来ようと思いますと道で不意と一人の知って居る人に出遇った。その人は非常の飲酒家でヒマラヤ山中の土民の中でも余程悪い博徒といったような男で、常に私に対して蔭言をいい、あれは英国の官吏である、探偵であるというような事をいい触らして居た男ですけれども、私はそういう男には普通の交際をしてその男の家の者が病気になった時分にはやはり薬なんか遣ったものですから、余り酷い悪口もいわんけれどもこちらの遣り方一つではすぐ喧嘩を仕かけて酒の種にしようという悪い男です。