일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

間道の穿鑿

ほとんど手の着けようがないものですから、博士は種々の方法を運らして私に酒をすすめあるいは汁の中へ肉の刻んだ奴などを入れて誘惑致しましたけれども、私は幸いにして仏陀の光明裡に接取せられて居りましたからそういう誘惑の中から免れる事が出来ました。もし私が雪山の垢塗れの土人と一つになるようなことがあったならば、私は今時分はかのヒマラヤの谷間の黒坊主となって居ったかも知れぬ。

間道の穿鑿 かような訳で村人とは大分親しくなりましたから道のない山の間からチベットに進入する筋道はどこであるかということを探る便宜を得ました。けれども特別にそれだけの事を尋ねますと疑われる虞があります。既に私については不思議な薬を持って居るとかあるいは色が白いとか、綺麗好きであるから西洋人ではないか知らんといって眼を着けて居る人もある際に、チベットへ入る道を尋ねますとどんな危険が起るかも知れませんから、うまく彼らの疑いを起さないように尋ねなければならぬ。そこで私は村民らが出て来ますと殊更に言葉を和げて「一体チベットあたりへ商いに行く時分には税金を取られたりあるいは政府の官吏に賄賂を遣わねばならぬような道筋を行くのは不得策である。