후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百四十回 ダージリンに旧師と再会す
ラブチェ種族の研究
その性質は非常に怯懦であって亡国人のごとく全く精気がない。けれどもそれかといってこの種族が漸次全滅に帰する傾向があるかというに、そういう傾向も現わして居ない。その子孫の生産力はチベット人に劣らんほどです。それはなぜかというと、一夫一妻も与って力あるだろうと思う。この種族はその古代神話の伝説の通りに果たしてヒマラヤ山中から生れた土着のものであるか、あるいはそうでないかという事は、今明瞭にいう事は出来んけれども、その言葉の上から考えますとチベット語でもなくまたインド語でもない。これは全く土着の者でここに出来たものであるという解釈を下せばまあ適当のように見える。
その容貌は余程綺麗です。色が白くてそうして品格も卑しくはない。ヒマラヤ山民中で一番綺麗なのはこの種族であろうと思う。外のネパールとかあるいはブータンとかの種族はこれほどに清潔でない。そうしてその顔容及び色の白さ加減はまた日本人の肺病患者によう似て居る。女も男もそういうのが多い中には少しは活発な者もありますけれども、大体において勇気というようなものは少しもない。けれども彼らには憎むべき性質をもって居ない。