후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第九十四回 教育と種族
ネーチュン
ると同時に、なおより多くネーチュンなる神下しを恐れて居る。チベット政府の政権はこのネーチュンの左右するところであるというても過言でない位である。もっとも今の法王は余程果断な人でありますから、事によるとネーチュンの言う事を肯かぬ事もあるけれども、大抵古来の慣例に背くというてその人の言うことを肯くです。
第九十四回 教育と種族
ネーチュン なる者もそういう微細な事については明らかに是非善悪を断定するが、さて天下の大問題が起って外交上どうしたらよいか訳が分らんような事になると、そのネーチュンなる神下しが実に面白い。まずその身には光明輝くばかりの衣服および帽子を着けて、法王および大臣、高等僧官らの前に立って祈りをして居るとやがて神が下って来るです。その下って来る時分に「このたびイギリス政府とこういう訳で合戦をするような事になって居るがどうしたらよかろうか」といって尋ねると、神は何にも言わずにぶるぶる震いながら飛び上って、神下しはドタリと倒れて気が付かんような風になってしまう。そうすると側の者は「さあ大変だ。こりゃ神さんが我々が不敬な事を尋ねたものだから怒って往ってしまわれた」