후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百十五回 モンラムの祭典(三)
駐蔵大臣の盛粧
もちろんこの供養に関係ある僧侶だけは役目として見ることが出来ますけれども、二万五、六千の僧侶中それを見得る者は僅々二、三百人に過ぎない。その他の僧侶はみな自分の室に蟄居して居なければならぬ。
第百十五回 モンラムの祭典(三)
駐蔵大臣の盛粧 せっかくの盛大な供養を何で僧侶に見せぬかといいますと、この時にはラサ府の市民が沢山見物に出かけて来ますので非常に雑踏するです。時々壮士坊主などが大いに喧嘩を始めて、ラサ市民を迫害するというような事が起っても、混雑の最中ですから整理のしてみようがない。そこで三十年この方この供養物を見ることを許さぬようになったのだそうです。この供養は夜の八時頃に始まって四時頃に終るのですが、法王がお越しになってよく検分せらるる事もあり、またお越しにならぬ事もある。しかしシナの駐蔵大臣は大抵見廻るようになって居る。
私はやはり僧侶の一員でありましたから、本当はこの供養を見ることが出来ないのですけれども、前大蔵大臣の好意によって一緒に連れて行って貰ったです。大臣と一緒ですから執法僧官のお役人も私を咎めることが出来ない、もちろん一人で行けばぶん擲ぐられた上じきに縛られてしまう訳ですが、この時はかえって役人らから舌を出して敬意を表され、じき彼らは他へ避けてしまった位です。