후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百八回 チベットと英領インド
鎖国の原因
を疎かにすると、露国政府は沢山金を使ってかえって飛んでもない馬鹿を見ることがあるかも知れんと思う。
第百八回 チベットと英領インド
鎖国の原因 チベット人は非常に外国人を歓待する気味がある。今日は英国人に対し非常な怨憎心を懐いて居りますけれども、その実チベット人はどの国民に対しても非常に歓待する性質である。だから英国政府が少しく恩を施すという方針に出てたならば、今日ロシアがチベットを踏台にして英領インドに臨むという憂いもなく、充分に成功することが出来たのである。これは過ぎ去った事で今さらいうて見たところが到底駄目な訳ですけれども、英領インド政府がチベット国の人情および政府の意向をよく知らなかったから、つまりこういう過ちに陥ったと断言するに憚らない。
かくのごとくチベット国民は戦争以来一般に英国に対して非常な悪感情を懐いて居るのみならず、チベットで名高い学徳兼備の高僧センチェン・ドルジェチャン(大獅子金剛宝)という方は、サラット・チャンドラ・ダース師が入蔵事件に座して死刑に処せられたことから、チベット国民は一層英領インドに対し悪感情を懐いて、全然鎖国主義を執るようになった。