일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

法王政府の大蔵省

けれどもどういう具合に出納が出来て居るか、またどういう方面から税が納まって来るか、どこへ支出されるということは明らかな事でもありかつ納税方法も分って居りますから、その点についてざっと述べて置きます。

法王政府の大蔵省 はチベット語でラブラン・チェンボという。これを直訳しますとラマの大なる台所という意味で、法王直轄の地方及びその各荘田主から――人民よりは間接に取立てる訳です――税品を取立てるです。これはその地方から特別に運んで来ますので、決して金を為替で送るというような便法はない。

ただ物品をその儘二百里あろうが五百里あろうが、その遠い所からみな法王政府に送って来ますですから、納税者は非常に困難ですが、その途筋では駅馬を徴発して来ますので、その駅馬なるものはその地方の賦役として必ず徴発に応じなければならん。その物品はまず麦、豆、小麦、蕎麦、マル(バタの事なり)、乾乳等いろいろの物が出て来るです。また税関のある地方からは珊瑚珠、宝石、布類、羅紗、絹及び乾葡萄、乾桃、乾棗類、また地方によっては皮あるいは宝鹿の血角を納めるところもある。ほとんどチベットにありとあらゆる産物及び外国から入来る物品で、大蔵省へ納まらないものはない。