일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

第百五十四回 龍樹菩薩坐禅の巌窟

大王殿下の同情

という話に、私はかつて故郷を出際に我が親友島村清吉という方が私に対し歌を一首送られた、その歌と今ブ師の言うた事とちょうど符合して居るように思いますから歌で答えました。島村氏の歌は

御仏のみちびき給ふ旅なれば

ゆきのまに/\道ぞ出てこむ

私の返歌は

御仏のみちびき給ふ旅なれば

重なる憂きもとくる雪山

こういうような喜びを持ちつつまたもカッサパ仏陀の大塔の下に在る寓居に帰って参りました。

第百五十四回 龍樹菩薩坐禅の巌窟

大王殿下の同情 私の仕事はチベット語の上書はもはや認めてあるですが、その上書をネパール語に翻訳して貰わなければならぬ。それには私の友人のブッダ・バッザラ師がごく適当でありますから、同師に頼んでこれを翻訳して貰いました。やがてその翻訳が出来ましたので、今度はブッダ・バッザラ師一人で二月十五日に大王殿下の所へ参ったです。で、その夜帰って来られての話に「実に今日は愉快であった」という。

「どういう話か」といって聞きますと「今日あなたの上書を差上げたところが、このチベット語で書いてある文章は誰が作ったのか」というお尋ね。もとよりあなたがお作りになったのであるからその通りに述べたところが、かかる長文をこんなに立派に書くことが出来るかという問であるから、私の訳したのは本文ほど立派に出来ませんけれども