일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

大熱病に罹る

で手を動かす事も足を動かす事も出来んようになった。僂麻質斯ではない、何か熱が変化して進撃を始めて居るように感じたです。この様子で心臓まで麻痺してしまったらいわゆる脚気衝心というような具合で死ぬのか知らんと思いました。

博士も大分心配せられて傍らを去らずに付き切り、その内にドクトルが出て来られて確とは分らんけれども、これはチスター熱に違いない。チスターのマラリヤ熱に相違ない。あそこの熱を受けては困ったものだというて居られたそうです。私はこりゃもう死ぬのだな、ここまで来て死ねば死んだ事がよく分るからまあ好い都合である。しかしここまで持って来た書物を、日本の大学に贈るかあるいはその故郷の人が見られ得る図書館に贈るとか遺言して置かなければならんという考えを起して、夢中になって居りましたが、それだけは確かに考えをもって居った。

その遺言を書取ってくれといって私は英語でぼちぼち喋舌りかけたが、なかなか苦しくって言い得なかった。博士は、それは言う必要はない。あなたのいう意味はわかって居るからいわん方がかえって身体のためによかろう。また医者も余り精神を使ってはよくないというからなるべく精神を鎮めるがよかろうという話。