일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

マナサルワ湖

釈迦牟尼仏を囲み

それだけの勤めで気も安楽ですから自分の身体も余程強くなったように感じたです。で、その翌日即ち八月六日は大変な坂を踰えて行かねばならんのですから、今度は「このヤクに乗って坂を踰えると大いに安楽だからお乗り下さい」というその人たちの注意に従いかつ大いに厚遇を受けました。それは自分の荷物は皆一行の人が持ってくれたのみならず羊の荷物まで少なくして貰ったです。こうして五里ばかり進みますと例の

マナサルワ湖 の端に到着した。その景色の素晴らしさは実に今眼に見るがごとく豪壮雄大にして清浄霊妙の有様が躍々として湖辺に現われて居る。池の形は八葉蓮華の花の開いたごとく八咫の鏡のうねうねとうねって居るがごとく、そうして湖中の水は澄み返って空の碧々たる色と相映じ全く浄玻璃のごとき光を放って居る。それから自分の居る所より(〔広い湖面を隔てて〕)西北の隅に当ってはマウント・カイラスの霊峰が巍然として碧空に聳え、その周囲には小さな雪峰が幾つも重なり重なって取り巻いて居る。その有様は五百羅漢が

釈迦牟尼仏を囲み 説法を聞いて居るような有様に見えて居る。成程天然の曼陀羅であるということはその形によっても察せられた。