일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

第九十七回 チベットの物産

おもなる輸出品

チベット人がこの頃交易のため出かけることの最も多くなって居る外国は英領インドでその次がシナです。その次はロシアとの関係ですけれども、ロシアとの通商はそんなに開けて居らない。こりゃほとんど言う必要がないです。政治上の関係は現今に至りますます持ち上って来ましたけれども、通商上の関係はまあ絶えてないといってもよい位です。私はまず始めに英領インド及びその隣国のネパールとの交易について少しお話したいと思います。

第九十七回 チベットの物産

おもなる輸出品 英領インドの方へ輸出する品物は羊毛がおもで、次が麝香、ヤクの尾、毛皮、獣皮位のもので、なお細かな物は少し位ずつ出るです。あるいは経文とか仏像とかいうものに至っては、余程持出すようにインドの方から求めても、そういう物は途中で見付けられると没収されるから、余り輸出されて居らない。その他日用品も多少輸出されますけれども、既にシナ茶のごときもチベットを経てインド地方に来て居ったのですけれども、それすらもこの頃はすっかり止めてしまった位であるから、その他も推して知るべしである。シナからチベットを通じてインドに茶を送るというのは訝しいようであるが、この茶はインド人が飲むのでなくってダージリン近所に居るところのチベット人が飲むのであるですからわずかであるけれども、それすらもこの