후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
視察がてらの乞食
ところで宿主のいいますには、もうここでお別れだといいますから何でお別れかと聞くと、ずっと西の方に見えて居るマナサルワ湖と湖水の中央から南方に見えて居るマンリー雪峰を指して、最も尊い霊跡を離れたから我々はこれから本当の仕事に掛るんだ、だからここで礼拝してお別れを告げてまた後にもう一遍ここへ巡礼に来た時お逢い申せるように願いを掛けて置くとこう申して礼拝をするから、私もそれに傚って礼拝をしてそこで余程感慨に打たれたです。
幾千里の山海を隔て非常な困難を冒して日本人として始めてこのマナサルワ湖に着いた。しかるに今ぞこの霊なる湖とお別れせねばならんかと思うと、何か知らん無限の感に打たれました。それから降ってまた波動状の山を幾度か踰えてポンリー寺の所属の十二、三テントのある部落の近所に着き、まずその部落へ指して頭陀行即ち乞食を行いに参りました。それはただ物を貰うというのが趣意ではなくて
視察がてらの乞食 どういう人民が居ってどういう風に暮して居るか、あるいはいかなる人情風俗であるかを幾分か研究したりその他の有様も知りたいという考えがあったです。けれどもただぶらぶら散歩する訳にいかないからまず乞食という姿で行けば、物をくれてもくれなくってもその辺をよく研究することが出来る。