후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百二十七回 いよいよラサを出ず
天和堂の哀別
府へ帰って来るのです。
その旅行の予定がまず四ヵ月間。そこでお前の食物および着類等は主人持として、一ヵ月の賃銭が七円五十銭、その半額だけを前金に渡すという約束で雇いまして十五円だけ渡して遣りました。その金はすべてその男が妻君に渡してしまったそうですが、それは妻君が四ヵ月間の食料となるのです。その翌五月二十九日チベット暦の四月二十日荷物の渡すべきものは渡して、いよいよラサ府を出立することになりました。
第百二十七回 いよいよラサを出ず
天和堂の哀別 この時分のラサ府は非常に混雑して、上下の騒ぎは実に眼を廻すばかりである。コーチャクパ(警部)三十名、ラーギャブパ(巡査)三十名、これがラサ府のすべての警察官吏である。これらは平生泥棒を捉えたり、あるいは怪しい者を捜索したりするのが本職であるけれども、この時はすべて法王及び第二の法王の警護にのみ掛って居りますから、外の事は何もやらないです。また高等官及び高等僧官等もすべて自分の職掌上の事に追い廻されて居りますから、他の事はどうなって居るかという事も気が付かぬ位です。誠に私の出立には好都合の時であったです。
けれどもラサ府には沢山の人が入り込んで居って、既に私の居ったセラの僧侶なども皆行って居るものですから、ラサ府を出立する時分に旅行服に着替えて出ますと、人の疑いを惹く