일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

僧侶及び学者の理想

その他沢山あって性質が幾分か違って居る点があるが、細かな事はここでは略します。

僧侶及び学者の理想 一体僧侶及び学者の理想として、自分がかくなりたいということを希望して居るのは何であるかといえば、大抵はかの閉ざされた国において名声を高く広く挙げたいというのと、財産を沢山に得たいというのが目的であって、衆生済度のために仏教を修行するのではない。自分が苦しくないように、金を沢山得られるように、この世も安楽に未来も安楽に行けるようにというのはまだまだ余程よい方なので、未来はどうでもその学問を利用して名を社会に挙げ、そして沢山の財を得て安楽に暮らせばよいというのが、千人の内九百九十九人までその傾きがあるです。

こういう風になって来たのはどういうものかというに、つまりかの国では僧侶及び学者の価値を判断するには、その学識とか徳行とかあるいは世人をいかに利益して居るかという点から判断するのでなく、その財産の多い寡いによってその人の値打が極ります。それゆえ千両の財産ある学者は千両だけの値打しかない。たといその人が十万両持って居る〔無〕学者よりも尊い智識であっても、その十万両持って居る無学者の方が、かえって社会より称讃を受けて居る。