후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第七十四回 天和堂と老尼僧
駐蔵大臣の秘書官
子供と親密になるのは早いもので、全く十年も十五年も手掛けたような有様で、ほとんど他からちょっと来た人が見た時には、シナから出て来る時分より近眤であったかあるいは親類であったかのように人々から折々尋ねを受けた位。この親密なる交際が私がチベットを出ます時分に非常の助けをなしましたので、この事は後にいずれ順序としてお話致しましょう。
第七十四回 天和堂と老尼僧
駐蔵大臣の秘書官 天和堂というギャミ・メンカン(シナの薬舗)はワンズュ・シンカン(ラサ府の町名)にあるので、その宅へ遊びに来る人で駐蔵大臣(シナの全権公使)の秘書官馬詮という人がある。この人はシナ人の中でも余程の学者で、また経験家で良実な人である。もとチベットで生れた人で、そのおっかさんはチベット人である。だからそのチベット語にもシナ人の語調はありませんけれども、さればとてシナ語もよく出来、シナの書物もよく読めます。むしろチベットの書物よりもシナの書物に通じて居る人で、ペキンの方へも二度ばかり行き、またインドのカルカッタ、ボンベイの方へも二度ばかり商いに行って外国の事情にもかなり通じて居る。其人が衙門へ指してお勤めに行く。