후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
機一髪殺活自在
これならばずんずん進めるという考え。するとその日の午後三時ごろにホルトショ(その辺一体の地名)の酋長ワンダクが自分の手下を引き連れて私の居る所に出て来たです。
私の主人とも話しまた私とも話をしたがジロリと私の顔を眺めてどうやら疑いのありそうな趣が見えたです。そこで此奴は疑わしいという話を仕掛けられて花に花が咲いては困る事が起るであろうからと気遣って、私はじきに話の緒口を開きました。それはゲロン・リンボチェの事を言いました。そうするとゲロン・リンボチェは酋長の非常に信仰して居る人ですからお前はゲロン・リンボチェに逢ったかという話です。逢うてこうこういう話をしていろいろ鄭重な品物をくれたばかりでなく菩提薩、摩謌薩の行を完うせよということを言われたという一伍仔什を語りました。そこでその酋長はすっかりと疑いが解けてしまいまして大いに私に好意を表して、それでは明日私の宅へきてお経を読んでくれというような事でまず翌日はその人の宅へ行くことにきまったです。
機一髪殺活自在 にやるというのは禅宗坊主の特色でありますが、私もその端くれの一人ですから日頃心掛けて居った事がこういう時に大分間に合ったように思いました。