일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

チベットとネパール国

一夫多妻の奨励

それは一夫多妻主義で子を沢山拵えることに骨を折って居るからです。何でも自分の国の勢力を外へ拡張するには、人間を沢山拵えなくちゃあいけない、人を沢山拵えて他国へ押し出すようにしなければならぬという考えで、一夫多妻を非常に奨励したものですから、ようやく喰うことの出来る位の家族でも女房を二人ぐらい持ち、少し活計向きの豊かなものなれば三人あるいは四人位持って居るというのが今日ネパール国民の状態である。そこで子供が沢山出来る。

どういうものか同じヒマラヤ山中でも、外の国の人間はネパール人程子供は出来ませんが、殊にネパール人は子供が沢山出来る。いつどこの地方へ行って見ても、女が腹を脹らして居るのを沢山見受けるです。ネパール位腹の脹れた女を沢山見る所はどこにもない。その子供の殖える数は統計がないから委しい事は分りませんが、余程沢山なものだろうと思われる。ネパール国内は日本の山家の土地が拓けて居るように、どこへ行っても田畑が拓かれてある。ヒマラヤ山の中はよく行き届いたもので、林々へ手を入れて森林制度の成り立つようにちゃんと出来てある。もちろんタライの大林などには余り猛獣が沢山棲んで居りますから、その中に手を入れる事は出来ませんけれども、やはりその森林からも多くの材木を沢山伐り出して、毎年インドの方へ輸出して居るです。