후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
八部衆の悪神征伐
元来年々大きな霰の降るというのは八部衆の悪神すなわち天、龍、夜叉、乾達婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩伽羅迦等(〔八部衆の悪神〕)が人民を害することを大いによろこんで霰や雹を降らして、そうして収穫を滅却してしまうのである。だからこの八部衆の悪神と合戦をやってその悪神等を殺戮してその降霰を防禦しなくてはならないということを主張するところから、その防禦に従事するところの僧侶が出来た。それは大抵古派の修験者です。
さてその修験者らはどういう方法でこの悪神と合戦をして打ち勝つかと言いますと、まず八部衆の悪神等が霰を拵えるのはいつであるかということを考えなくてはならん。それは冬の間に最も雪が沢山降る時分にこの八部衆の悪神がある場所に集って、雪を固めて霰を沢山製造するので充分作物を害し人民を殺すに足るだけの霰が出来るというと、その霰を天の一方に貯蓄して休息するので、その貯蓄した霰の弾丸をもって夏の時分に穀類がほとんど熟せんとする時に当ってこれを空中から投げ付けるのである。だから人民はたまらない。その霰弾を防ぐ武器としては、充分立派な武器を拵えなくちゃあならん。