일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

一大欠点

話は余事に渉ったですが、法王はまた別に財源を持って居る。それは信者からの上りものもあり、法王自身に付いてある荘田もあり、また牧畜場もあるです。

その他法王直轄の商隊があってシナ及びインドの方へ商いに出かける。大蔵省の方にも商隊はあるが、それは法王の商隊とは全く別なんです。法王の台所を称してツェ・ラブラン(峰のラマの台所という意味)という。法王の御殿が峰の上にあるからで、この法王の宮殿は宮殿なり寺なりまた城なり、即ち一つで三つを兼ねて居るというて宜しい。城の建て方としてはチベット第一流である。寺としてもまた非常に立派なものである。宮殿としてもごく適当である。しかしここに

一大欠点 があります。それはこの法王殿の中に一個の井もなければ泉もない。全く水がないのです。大なる高塀で厳重に取囲まれてあるから、敵が攻めて来ても籠城して居るにはごく都合がよく出来て居るに拘わらず、そのうちに水の出る所のないというのは実に奇態な訳です。その水はどこから仰ぐかというと、御殿の所から二、三丁も下へ降り、それからまた平地を二丁ばかり行って遙か向うに流れてある川端の井から水を運ぶのです。