후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百九回 輿論
強悍なる土民
ですからその後女王がお崩れになったということがチベットに伝わるや、チベット国民は大いに哀悼の情を表すると同時に、パンデン・ラハモがチベットに帰って来られたというて大いに悦んだ訳でありました。まずチベット政府なり国民なりの英領インド政府に対するところの実況について、私の観察したところはこれ位にしておきます。
第百九回 輿論
強悍なる土民 ロシア政府は北方シベリアに鉄道の通じて居るのを利用して、チベット内地に兵隊を送ると仮定しても、その鉄道の通じて居る所からラサ府までは少なくも五、六ヵ月の日子を要する。その間には雪の降る時もあり、またごく野蛮で政府の命令も肯かなければ誰の命令にも従わないというアムドとかカムとかいう地方の、多くの人間が別に部落を組んで居りますから、これらの者がその兵隊に対して狙撃もし、あるいはその道筋と諸所に陥隔を設けて露兵を陥殺するという策も随分取り得られないとも限らない。かたがたチベットのごく内地とてもなかなか広いから――あるいは露政府の手で充分な地図が出来て居るかどうか分らんが――精密に地勢を知ることが困難である。
その地勢をよく知って居る土人は確かにロシアの強い兵隊、完全なる兵器に対するだけの効力を持って居る。