후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
じきに疑われるです。朝起きて口を漱ぐという習慣はあちらには決してないのですから。その儘お経を読んで居ると茶をくれた。例のバタと塩と混った茶、それを漱がぬ口で飲むのです。その時分には慣れて居るから飲み辛いということはないけれど、随分嫌なもので人の見て居ない所なら口を洗って飲むがどうもそうは行かない。よほど我慢をして飲むという訳です。
それから例のごとくやはり麦焦しの団子に唐辛子と塩とを付けて喰ったです。それが一番うまい御馳走。で十一時過まで話をして居りました。それは専門の話ですから無論お話する必要もない。そこで十二時前ちょうど逢う時が来たというので参詣に来て居る二十名位の人と一緒にその巌窟へ指して逢いに行ったです。その巌窟の主人はその辺ではなかなか尊いラマであってどこへ行っても「ゲロン・ロブサン・ゴンボ・ラ・キャブス・チオー」という。意味は比丘賢解主に帰依し奉ると言って、その辺の土民は毎晩寝際にその巌窟の方向に向って三遍ずつ唱えて三遍ずつ礼拝するです。それを見てもその人がどれだけか高徳であるかはよく分る。で数十里隔った所からわざわざ参詣に来て種々な上物をするという次第です。