일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

餓鬼道の苦しみ

だから今の中は大丈夫ですけれども、その霊跡の地を離れたならばきっとやられる虞がありますから、余程教育を旨くやっておかないといかんです。というような点から私は力めて説教をしました。それがまた大いに悦んで聞かれた。ところで八月二十八日の日に八里ばかりの波動状の山脈を踰えて行くのに一滴も水がない。立際にお茶を一盃飲んだきりで麦焦しも喰うことが出来ない。随分喉は乾きましたけれども、前に喉が乾いて

餓鬼道の苦しみ を嘗めた程困難を感じない。そこでその日の夕暮ランチェン・カンバブの上流の方に着きました。このランチェン・カンバブというのは英語にリバー・ストレージと言いまして、先にも申しましたように、ずっと西に流れてインドへ行ってシタ川と合してインダス川となってアラビヤ海に注いで居る川の源でありますが、この川はマナサルワ湖から出て居るという土人の説明です。それから私は押し返して、「それでもマナサルワ湖はすべて山で取り囲まれてあって、どこからも川の出るところがない」とこう申しますと、いやそれはそうだが、この川の流れ出す源はマウント・カイラスの西北方にある山間のチュコル・ゴンパという寺の東の岩間の泉から流れ出すので、その泉は取りも直さずこのマナサルワ湖から来て居る水である。