후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
一大商隊
もし眼が覚めて私がどこへ行ったと問うたらばツァーランの方に行ったといってくれろ、といいつけてそれから荷物を整え六時頃そこを出立しました。ツァーランの方に行くというのはいわゆる策略で実は東南の方向のラサを指して公道を通って進んだです。
ゆくゆくも考えますのは、彼はヒマラヤ山中の人間の中でもすばしこい奴だからもし眼を覚して私がどこへ行ったということを尋ねてツァーランに行ったという時分に、なあにあいつはラサに行ったんだ、俺を欺いて酒を飲ましたとこう悟ってタズンの収税官吏に告げはすまいか。もしそうでもあるとすぐその官吏に馬でもって追かけられるから私がどれだけ急いで逃げて見たところが駄目だ。どうかこの際今持って居るだけの金を皆使ってもこの荷物を持って行く人なりあるいは馬なりを借りたいものだとこう思ってはみましたが、もとより曠原地で馬も何にも得られよう筈がないから仕方がない。ただその公道をずんずん東南に進んで参りますと後の方から人馬の煙を立てて大勢やって来る者がある。何か知らんと思って見ますと様子がどうも
一大商隊 らしく見える。近寄るに従ってなおよく見ますと馬が八、九十疋に人が十六人居るです。