후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第五十一回 始めて麦畑を見る
都なまりの住民
しかしその夜は無事で、その翌日また東南に向って山原地を進むこと六里にしてある沼原地に宿った。宿る時分にはなるべく沼のある原を択むです。なぜならば沼の原は草が余計ありますから……。
その翌十一日も同様山原を六里進み、十二日にクル・ラという降り昇り三里ばかりの急坂を踰えて東に行くこと七里ばかりにして、またある沼原地に宿りました。この間の事です。私と同行して居るあの坊さんは他の正直にして篤く仏教に帰依して居る人達が私に対して同情を表することが非常に盛んになってつまり私の味方が沢山出来て来たものですから、さすが高慢なる坊さんもその味方の悪口を恐れて私と特に親密にしようという傾向を現わして来たです。もちろんどういう動機であってもその人の親切を無にするというのは宜しくない事でもあり、かつその人と反目することは甚だ不得策でありますから向うの親切よりも私はなお一層親切にしたです。それから大いに円満になってまあこれなればあばかれるような不幸もあるまいかと安心が出来たです。
第五十一回 始めて麦畑を見る
都なまりの住民 その翌十三日大変大きな坂を二ヵ所ばかり踰えて岩石の突兀として聳えて居る山の麓に宿り、その翌日はその突兀たる岩石の間を流れて居る溪川に沿うて東南に行くこと三里、また五里ばかりの緩い坂を踰えて川端に宿り、十一月十五