후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
奇妙な量田法
チベット人は昔からの習慣ということを先天的命令のように心得て居ってこの習慣がすべての事情を支配して居るです。もっとも都会の人は幾分か改進的の気象を持って居りますから西洋品なども輸入するのでございますけれども、一般の人民は非常に昔の習慣を尊んで居りますので、現に自分の田畑を害して居るところの沢山な石を取り去ることすらも習慣がないからといってやらんのです。実に面白い遣り方ですが、なおそれよりも奇妙なことを私はその辺の村夫子に聞きました。その時はそんな馬鹿げた事があるものかいい加減な事をいうて居るんだぐらいに思って居たですが、その後ラサ府でその事を聞いて見ますと誰も彼もやはり同じ事をいって居た。それは実に
奇妙な量田法 であってその遣り方はまずこういう訳です。一体田畑があればそれに政府から地租を課さねばならん。その地租を課するにもどれだけの大きさの田地ということが分らぬ。ところでちょっと前にも説明しましたようにチベット人には数学的観念というものは実に乏しい。いなほとんどないくらいであるから田地を正当の方法で量るということは到底出来ない。そこでヤク二疋に鋤を引っ張らしてその田地を鋤かして見るです。