일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

木板の手習

芝草の根を土と共に切り取ってそれをよく乾して燃すようにしてある。これはその辺で多く用いて居る薪だそうです。

木板の手習 その火の燃えて居る端に十一、二の子供が手習をして居るです。それは黒い板木に白い粉を振り蒔いて竹でもってその上へ書いて居るです。すっかり書き終りますとその親に見せて悪い所を直して貰って一応その字を拭き取りまた白い粉を振り掛けて書くというような訳で手習をして居るのです。私は大いに感じまして、どうしてこんな貧しい家で子供に手習をさせるかと思って尋ねますと、この辺は皆農家であって地主に小作料を納めます時分に字を知らないというと地主にごまかされる。だから字を習い数を算えることをよく習うのでございますという。数を算えることは先にも説明したように石や棒あるいは数珠で算える外に遣り方はないのです。

貧民で字を習うことはこの地方の農家に行われて居りますだけで、ラサ府の方に行きますと貧民は決して字とかあるいは不完全なる算え方さえも知らないです。そういう点は余程この辺の方が勝って居る。その夜はその人達に説教してその翌日また大河に沿うて降って行くこと二里ばかり、大変嶮しい岩山に沿うて川を左にして細道を東に降って行くこと一里半ばかりにしてちょっと広い所に着きました。