후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第七十回 法王に謁す
離宮内侍従医長の住宅
しかし前代の法王には犬を愛するというような事は例のない事です。その法王の御殿へ入る入口の門は東西の隅に南向きに建てられて居る。其門に対し十五、六間隔てて大きな家があります。その家の後の方に馬を導いて行ってしまった。で私はまず迎えの人に法王の侍従医長のテーカンという方の屋敷へ連れて行かれたです。
第七十回 法王に謁す
離宮内侍従医長の住宅 の事でございますから、そんなに大きくもありませんが、かなりに広い客室と書室、下僕部屋と庖厨都合四室ございます。まず花の沢山置いてある庭の間を通ってその宅に着きますと、綺麗な白い布の帳が入口にさがって居る。其帳を引き上げて内に入るとまた庭があって、その庭の横口が即ち客室でシナ風の障子に白い切布を張り、そのまんなかに硝子を入れてある。室内には金泥の地に龍、孔雀、花模様の描いてある箪笥台の上に立派な新教派の開祖がジェ・ゾンカーワと釈迦牟尼仏とが安置してある。これは新教派の普通の仏壇の本尊であるです。
その前にはチベットの銀の燈明台があって、これには昼もバタの燈明が三箇ばかり上げてある。侍従医長はその前に敷いてあるチベット流の厚い敷物(花模様ある毛の段通)の上に坐って居ましたが、その前には高い綺麗な机が二脚並んである。