일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

修学僧侶の財産

少し余計に焚くと一月に三俵も四俵も一人で入っちまうですが、その貧しい修学僧侶は一俵で一年ぐらい辛抱しなくちゃあならん。

修学僧侶の財産 そういう人の室内に行くと、その財産としては羊の皮と木椀一つ、数珠一つに見すぼらしい敷物一枚。その敷物が夜分の寝床にもなりますので、隅にはその室付の竈が一つ、その上に土鍋が一つ、それから水を入れる土の罎が一つある。壁の隅に綴った袋が一つかかってありまして、其袋には先生らの命をつなぐ麦焦しの粉が入って居る。それとても満ちてあるものは稀です。けれどもそのうち一番肝腎な財産は何かと言うと問答の教科書です。それはどんなつまらん僧でも五、六冊位は大抵持って居る。しかし其本は教課が済みますとじきに売ってまた今度いる新しいのを買いますので、決して永久の持物として持たれて居るものじゃあない。

夜分は自分の着て居る袈裟と下衣とが夜着であって、その上に一枚の古毛布でもあれば余程よいのですが、それもないのが多い。それでも一人で室を持って居るのはまだ大分に気が利いて居りますので、大抵九尺四面の一室内に三人ぐらい住んで居る。そうして三人共有の土鍋が一つというような訳。